前の先生のレッスンでは、理論の裏付けもテクニックの指導もないまま、ただ毎年コンクールの課題曲だけを弾き続けるだけでした。もっと歌って!と言われても、どう弾けば歌えるのかとの問いにも答えては下さらなく、これでは目標の学校に合格出来ないと思って辞めてきました。どうか、御指導お願いします!
と、衝撃の言葉と共に岡田音楽教室に入門されたのが、中1の春でした。
それから6年、一からコツコツ共に頑張ってきました。
とあるレッスン時に、昔に戻れるドラマの話になり、
「過去にタイムマシーンで戻れるとしたら、何をやり直したい?」
と、私が聞くと、
「幼稚園に戻って、最初から岡田先生にピアノを習いたいです!そしたら、こんなに苦労しなくて済んだと思います!」
と即答したのにも驚きでした。
最初の頃は、レッスンでいつも涙していました。
注意されても先生の言う通りに指が動かない事に情けなくて、悔しくて、涙が溢れるそうで…。
てっきり、私に色々注意されることが嫌なんだ…と思い込んでました。(笑)
そんな風に思ってくれていたんだ…、と感激。
最近は、私に言い返す事も覚えて、論破してきます(笑)。私も言い返しながらも、うわぁ〜成長したなぁと密かに嬉しく思う。
片道2時間以上かけてレッスンに通ってくれた6年間。
成長期は、お腹が空くだろうと彼女の為にパンやお菓子を出来る限り準備した思い出。
弾けないところは、どうすれば理解してもらえるか、どう練習すれば良いかを知恵を絞って工夫した思い出。
全てが合格に繋がったと思いたい。
最難関の京都市立芸術大学合格、
おめでとうございます!
これからの未来が、さらに輝くように、エールを送ります!