映画『ピアノフォルテ』公式サイト https://share.google/EHRXK0tUsZavdLtcE
友人と前回のショパンコンクールのドキュメント映画を観に行ってきました。
ピアノに魅力されながらも、見えない大きなプレッシャーに押しつぶされる人…、乗り越える人…、打ち勝つ人…。
美しく感動的なピアノの裏側に、
人間の底知れぬ努力と、
練習しても練習しても押し寄せてくる不安と闘い、
どんなに練習しても安心出来ることはなく…、
ただただ逃げ出したい日々と向かい合う孤独。
どれだけ精神が、擦り減るかは、映画を観ていると手に取るように分かる。
それでも、舞台に立ち、緊張から何をどう弾いたか、記憶に無いというコンテスタント達。
が、普段の計り知れない練習は、手がちゃんと覚えている。
先生から、ちゃんと弾けてたよ!
と言われても、半信半疑。
分かるなぁ…。
半端なく心細いよね…。
全員が、この場から逃げ出したい気分と言う舞台裏。
そこから自分を奮い立たせて、
自分を信じてステージへとあがっていく姿を見守るだけで胸がいっぱい。
コンクールがゴールではなく、
そこから何を自分のものにしていくか…。
テクニック、精神力、人間力、
生徒達にも、結果だけでなく、その過程で得るものを大切にしてほしい。
ラストは、感動で大号泣でした。
一つのことに向き合う事で得る大きなもの。
まさにそれがコンクールからの宝物かもしれないと思いました。
是非、生徒さん達も御家族で御覧になって下さい!